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佐上 徹先生のインタビュー
2026.04.01

家族や友人にも安心して来てもらえる施術を

新宿クレアクリニック 院長が語る、14年の信頼と誠実な美容医療

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新宿クレアクリニック
医療脱毛アートメイク美容皮膚科ボトックス美容点滴

新宿で医療脱毛専門クリニックとして開院し、今年で14年目を迎える新宿クレアクリニック。アートメイクや美容皮膚施術にも力を入れ、紹介やリピーターで支えられてきた同院の院長に、クリニックの理念や美容医療への想いを伺った。

「家族や友人に来てもらえるクリニック」というポリシー

――まず、新宿クレアクリニックの特徴を教えてください。

うちのポリシーは、「家族や友人に安心して来てもらえる施術・サービスを提供する」ということです。その結果、実際に私の親戚や友人が来てくれていますし、紹介で親子やご夫婦、友人同士で来てくださるケースも多いんです。

――14年続けてこられた秘訣は何でしょうか。

もともと脱毛で始まったクリニックです。最近では美容医療のマーケットが広がってきており、私が知っている限りでは一年未満くらいで閉院してしまうところもあります。長く続いているということ自体が「信頼のサイン」だと思っています。10年前と比べると脱毛の値段は下がって半額以下になっているような印象ですが、それでも来てくださる方がいるのは、価格だけでない価値があるからだと感じています。

「3時間半かけて丁寧に」――施術へのこだわり

――施術面でのこだわりはありますか。

うちは全身コースで3時間半以上かけて施術しています。業界では1時間以下くらいのところが増えていると思うですが、丁寧に人の体を扱うには必要な時間と考えています。特に患者さんはこちらを信頼して大事な身体を差し出してくださっている。家族や友人に対してそんな雑に施術をしますか、というようなやり方では我々はやらない、ということです。施術を「流れ作業」にしないことを大切にしています。

頭皮のアートメイクは「日本でも上位の経験値」

――アートメイクにも力を入れていると伺いました。

はい、特に頭皮のアートメイクには力を入れています。頭皮のアートメイクは一度入れて終わりではなく、標準的には3回以上の施術を経て、ようやく自然に馴染んでいくんです。最初からべったり塗ってしまうと、墨のように真っ黒になって逆に不自然に見えてしまう。だから丁寧に少しずつドットを意識しながら色を入れていき、仕上がりを見ながら3回施術します。大体2〜3年ほどで自然に色褪せていくので、またメンテナンスに来ていただく。その繰り返しになります。

――その経験値が強みになっていると。

そうですね。「アートメイクやってます」と謳って始めたばかりのクリニックだと、例えば初めてのお客さんを施術して3年後どうなっているかという写真がないわけです。うちは長年やっていますから、施術後の経過も、色褪せた後のメンテナンスの事例も豊富に蓄積されています。

――技術面で特徴的なことはありますか。

頭皮アートメイク用の機械が日本に入ってきたタイミングで、最初の方に手を挙げて導入したのが当院なんです。最初はもちろん苦労しましたが、スタッフと一緒に勉強して経験値を積んでいった結果、今ではその機械のメーカー公認の講師よりも技術力が高いと自負しています。立ち上げ当初からスタッフ同士で教え合い、お互いに施術し合いながら技術を磨いてきた。その積み重ねがあって、今の技術力があると思っています。

――実績としてはどのくらいなのでしょうか。

数字としては広告ガイドラインの関係で出せないのですが、日本でも上位に入るぐらいの規模でやっているという自負があります。東京の中心、新宿という立地で長年やっていますので、頭皮のアートメイクのためだけに北海道や海外から来てくださる方もいます。

――アートメイクの需要はどんなところにあるのでしょうか。

頭皮のアートメイクは、40代から50代の女性にすごく人気があります。薄毛の場所に毎日パウダーを使っているという女性は結構多いのですが、頭皮のアートメイクをすると朝の支度がぐっと楽になる。眉やアイラインもそうですね、毎日の積み重ねがゼロになるだけで、その分の時間を他に割けるようになる。それがアートメイクのメリットです。

それと、もう一つ大きいのが心理的な効果です。例えば、鏡を見るたびに落ち込んでいた方が、アートメイクで眉がきちんと描けているように見えるだけで気分が晴れたとおっしゃってくださる。そういう方を目の当たりにすると、これは医療としての価値なんだなと実感します。

――今後、アートメイクの市場は伸びると思いますか。

伸びると思います。最近の美容医療の認知の広がりに乗って、アートメイクももっと「別にいいじゃない」「あって当たり前だよね」という風潮に今後なっていく可能性は高いと感じています。

※アートメイクは自由診療です。効果・持続期間には個人差があります。主なリスク・副作用として、施術部位の腫れ・赤み・痛み・感染・色素の変退色などの可能性があります。

新宿クレアクリニック 院長

押し売りはしない――信頼を軸にした診療スタイル

――カウンセリングではどのようなことを心がけていますか。

患者さんの理想と悩みをちゃんと聞いて、「あなたにはまだこれは必要ないですよ」ということも正直に伝えます。売り上げだけを考えたら売ったほうがいいんでしょうけど、その人には必要ないなら、また別の機会にとお考えいただければいいと思っています。それが結果的に信頼を作ることにつながると思っています。実際、そういう対応をした方の一定数は、後から「やっぱり自分には必要ないとわかった」と理解して納得してくださっています。売上よりも先に信頼を作るということが大事だと思っています。

ボトックスなども、アイロンで伸ばしたみたいに綺麗にはならないケースもあるので、リスクを説明したうえで、「ここまでは改善しますが、ここまでは改善しません。それを望むのであれば...」と正直にお伝えしています。施術のスキルだけでなく、きちんと説明して納得していただくこと。それが当院にお越し頂く場合のメリットになっていると思っています。

――患者さんからはどんな反応がありますか。

「ここまで丁寧に説明してくれるクリニックはない」と言ってくださる方は多いですね。数分で説明して結果が不満だったらクレームになるじゃないですか。そのギャップを埋めることが満足度を上げることにつながるんだと思います。

※ボトックス注射は自由診療です。効果には個人差があり、内出血・腫れ・左右差などのリスクがあります。

「医師と患者の関係は人間関係」――コミュニケーションへの想い

――先生はコミュニケーションをとても大切にされている印象です。

医師と患者の関係も結局は人間関係だと思っています。薬にしても施術にしても、その人との関係性がちゃんとできた上でのサービスなんです。「医師がこの人だから」ちゃんと薬を飲もう、「この人に言われたから」やってみよう。そういう風になっていくと思うんですよね。

インターネットで情報は溢れていますが、丁寧な説明や関係構築をやっているか、わからない。見た目はキラキラしているけど中身がないクリニックもある。うちは見た目は地味なクリニックかもしれないけれど、中身はちゃんとやっている。そこを大事にしたいなと思っています。

――なかには押しの強い営業をするクリニックもあると聞きますが。

ありますよね。噂レベルですが「顔の脱毛500円キャンペーン」で若い子に来院させて、顔5,00円と思ったら鼻だけ500円、顔なら5,000円と言われて仕方なく5,000円払って。そこで2人がかりでカウンセリングして、全身コースの契約をサインするまで帰れない——みたいな話も聞いたことがあります。ああいったやり方でアップセルするのは、うちのポリシーとは真逆です。そういうやり方は一時的にお金は入るかもしれないけど、絶対に「もう二度と行かない」と思われてしまう。関係が長続きしないと思いますね。

――患者さんとの印象的なエピソードはありますか。

横浜に住んでいる私の知り合いの方が、地元でもできるのにわざわざうちまで来てくれるんです。その方はボトックスなどの定期的なメンテナンスで通ってくださっていて、「シワがなくなった」「気にならなくなった」と言ってくださる。その方がまた友人を紹介してくれて、その友人も「この辺に住んでるから」と来てくださるようになった。そういう輪ができていくのが嬉しいですね。

常連の方の中には、美容の点滴をしながら、もはや雑談を楽しみに来てくださっている方もいます。サロンではないけれど、居場所の一つとして来てくださる。数ヶ月に一回お会いするたびにちょっと近況を聞いて、雑談して。その中で「ちょっとこれ気になってるんだけど」と相談してくださることもある。興味がない方でも、数ヶ月に一回会うたびにちょっと話を聞いてもらえれば、いつか「やってみようかな」と来てくださる可能性はある。遠回りに見えるかもしれないけど、やっぱり人間関係なので、その関係が良好であれば長続きする形になるのかなと思っています。

放射線科医から美容医療の道へ

――もともとはどのような経歴なのですか。

もともと私は放射線科で画像診断を担当していました。患者さんの半分以上が75歳以上で、病気は治せないことも多い。若い人を元気にできる医療はないかなと漠然と思っていたんです。美容医療なら、自分でお金を持って「綺麗になりたい」という前向きな気持ちで来てくださる。特に頭皮アートメイクでは、毎朝鏡を見るのが辛いという方が、施術後に気分が晴れたとおっしゃってくださることもあって。それが医療としての価値だと感じています。

――美容医療の業界について思うことはありますか。

最近、美容の方に新しく入ってくる医師が増えていると聞いています。技術は高いかもしれないけど、ちょっと違うかなと思うこともあります。医師としてやってはいけないことは、専門外だからと言って投げ捨ててしまうこと。
「それは専門外だから」とそっけなく振ってしまう。そうではなくて、ちゃんと一度立ち止まって、丁寧に説明する。それができる医師の方が良い医師だと思うんです。コミュニケーションは施術スキルと同じくらい大事だと思っています。

新宿クレアクリニック 院長

海苔貴族の顔を持つ院長――趣味と情報発信

――プライベートや趣味についても教えてください。

最近の趣味は海苔とパンと乃木坂46です(笑)。

――海苔、ですか。

はい。「海苔貴族」という名前でnoteに記事を書いています。

――海苔、今日も食べました(笑)。

いいですね。海苔は本当に奥が深くて、話し出すと長くなるんですが(笑)。実は海苔には「獲れない・食べない・継がない」という三大問題があるんです。地球温暖化の影響で寒い時期に海苔が成長しにくくなっていて、特にここ数年は有明海の収穫量がかなり減っています。少なくなると当然値段も上がる。値段が上がると手が出なくなって、食べなくなる。さらに漁師さんや農業の世界では高齢化が進んでいて、後を継ぐ人がいない。今後持続可能な海苔生産をどうしていくかというのは大きな課題だと思っています。

――先生はそういった問題意識を発信されているんですね。

地産地消という言葉がありますが、地域で作られたお米やお茶、海苔をちゃんとその地域で消費する。東京にいるとなかなかそういう感覚がなくなってしまうんですけど、自分で作ったものをちゃんと食べるということを大事にしたいなと。ちなみに私は千葉県出身で、海苔が好きなんです。東京湾で言うと、富津のあたりではまだ養殖をやっています。もともと東京の大田区、羽田沖でも昭和の半ばまで海苔の養殖をやっていたんですが、羽田にモノレールを作るときに全部廃業になってしまった。そういう歴史も含めて、もっとみんなに知ってほしいなと思って記事を書いています。

――書くモチベーションは何ですか。

言いたいことがあったら、隣の人に言うより日本全国の人に言ったほうがいいじゃないですか(笑)。講演で話したあとに「あの記事読みました」と言ってくださる方がいたり、質問タイムに「note読んでます」と声をかけていただいたり。情報はコピーできればできるほど、届く人が増える。だからいい情報を発信し続けることが大事だなと思っています。

講演・セミナー活動で広がる「健康の輪」

――講演活動もされているとか。

産業医として企業のセミナーでストレスコンディショニングやヘルスケアの研修をしたり、アピアランスケアの記事を書いたりもしています。特にアピアランスケア——抗がん剤や脱毛症で見た目に悩む方のケアは、まだ認知が広がっていない分野なので、発信する意義を感じています。

こうした活動がきっかけで、全く知らない企業から「ホームページを見て連絡しました」と研修の依頼が来ることもあるんですよ。地道な情報発信が、見てくれている人の目に留まって、新しい仕事につながる。人脈や人間関係にもつながっていくんだなと実感しています。

患者さんへのメッセージ

――最後に、これから来院を考えている方にメッセージをお願いします。

雑談だけでも来てください。それくらいのスタンスでやっています。よくわからないことでも、専門家として提案できることはありますし、あなたの悩みにはこれだよと、きちんと向き合いたいと思っています。初めての方も気軽にいらしていただければ嬉しいです。

※本記事に掲載されている施術(医療脱毛・アートメイク・ボトックス注射・美容点滴など)はすべて自由診療であり、公的医療保険の適用外です。施術の効果・持続期間には個人差があります。主なリスク・副作用として、施術部位の赤み・腫れ・痛み・内出血・感染・色素沈着などの可能性があります。施術を検討される方は、医師の診察・カウンセリングを受けたうえでご判断ください。

※本記事の内容はドクター個人の見解・経験に基づくものであり、効果を保証するものではありません。

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