銀座と大阪・梅田に院を構えるアナザークリニック。院長の西山先生は、湘南美容外科で5年にわたり目元の施術を磨き上げた後、独立。「ここの扉をくぐると別人になれる」という想いをクリニック名に込め、タレ目形成を中心に連日フル稼働で施術を行っている。「全員が歩く広告塔だ」と言い切る西山先生に、クリニック立ち上げの経緯から、正直すぎるSNS論、紹介が絶えない理由まで伺った。
「ここの扉をくぐると別人になれる」——クリニック立ち上げの経緯
――まずはクリニックのご紹介をお願いします。
「アナザークリニック」といって、現在は銀座院があり、今月の14日から大阪に梅田院が新しくオープンしました。元々、私は目元の「タレ目形成」の症例が多く、湘南美容外科時代からお客様のほとんどが、たれ目を目的に来てくださっていました。
今も6〜7割がタレ目形成の施術で、残りの3〜4割で二重や目頭切開などをやっています。外科が99%くらいで、外科の結果に満足してくれた方が皮膚科もリピートして来てくれるという感じですね。
――独立してクリニックを立ち上げたのはなぜですか?
私は湘南美容外科に5年ほどいたのですが、目元の施術をたくさん経験してきました。そこでもっと目元の施術の中でも幅広いことをやりたいと思うようになってきて、自分でクリニックを立ち上げてやりたいと思うようになりました。実際にお客様はかなり増えましたし、今日も2人で10人施術をするなど、フル稼働でありがたいです。
――大阪院を立ち上げるのはどういった理由からでしょうか?
お客様に関西圏の方も多いんです。目元の切開の施術は抜糸が必要なので、わざわざ関西から何度も東京に来ていただくのが申し訳なくて。東京と大阪で、それぞれ施術を受けられる環境を作りつつ、自分の家のそばで抜糸できるのが理想だと思いました。九州の方は関西に行けるし、東北の方は東京に来れるので、少し楽になりますよね。
――「アナザークリニック」という名前の由来は何ですか?
クリニックのロゴや入り口が扉っぽくなっているのですが、「ここの扉をくぐると別人になる」「もう一人の自分になれる」というような、「もう一つの(アナザー)」という意味を込めています。
医者、インフルエンサー、営業マン、経営者——すべてをやれる仕事
――医者を志したきっかけは何でしたか?
漫画の『ブラックジャック』をよく読んでいて、単純にかっこいいなと思ったからです。
――美容外科を選ばれた理由は?
医学部に入って割とすぐに美容がいいなと思いました。単純に華やかで楽しそうな仕事だなと思ったんです。当時は美容に行く先生がそこまで多くなかったのですが、たまたま研修先の病院のOBに湘南美容外科の幹部の先生がいて、話を聞く機会があり、そのまま入職したという感じです。
――実際に美容外科医になってみてどうですか?
すごく楽しいです。純粋にオペが楽しいという医者的な楽しさもありますし、SNSのような華やかな部分もあります。それに加えて、集客すればするほど成果が出るという営業マン的な面白さもあり、今は経営者もやっています。医者、インフルエンサー、営業マン、経営者と、全部やれる仕事ってなかなかないんじゃないかなと思います。お客様からすごく感謝されて喜ばれるのも嬉しいです。
――銀座に開業されたのには理由があるのでしょうか?
県外から来るお客様が多いので、新幹線で東京駅に来た時にそばのほうがいいと思ったからです。お客様はだいたい3〜4箇所くらいカウンセリングを回ってから決めることが多いので、他のクリニックと近い、固まっている場所に出した方が良いと考えました。

「集客に困らないこと」——プロが決めるデザインと、正直なカウンセリング
――カウンセリングを含めたコミュニケーションで気をつけていることはありますか?
集客に困らないことですね。売上が立っていないと「どうしても目の前のお客様に対して、何か契約をしなければ」という焦りから、少し期待値が上がるようなことを言わないといけなくなったりします。
集客に困っていなければ、無理なクロージングをしなくて済みます。「やりたい」と言われても、期待値のすり合わせでトラブルになりそうならお断りできる。私たちから選ぶくらいの方が、結果として健全なんです。
――デザインの方向性についてはどのようにすり合わせをしていますか?
最近は、最終的に「どうすればいいか」は、私が決めるようにしています。「キレイ系」とか「かわいい系」といった方向性だけは患者様に合わせますが、どこまでやるかは、私が決めています。当初は患者様の言うことをずっと聞いていたんですが、それだとあまり似合っていなくてトラブルになることもありました。
患者様の言う通りに施術したのに「似合わない」となってしまうんです。やっぱりプロの目が入った方が似合うし、結果的にトラブルもありません。
「手術が上手くいったか」と「SNSで反応が取れるか」は違う
――集客が上手くいっている要因は何だとお考えですか?
症例写真やSNS発信など全部頑張っているからですが、意外と周りが頑張りきれていないので、その分頭一つ抜け出せている気がします。
――SNSの症例写真については、どういった基準で載せているのですか?
実は、私自身が「すごく上手くいった」と思った症例でも、SNSで反応が取れそうになければ載せません。逆に、技術的な変化の点数がそこまで劇的でなくても、元の顔立ちの点数が高くて反応が取れそうな人は載せています。つまり、「手術が上手くいったか」と「SNSで反応が取れるか」は違うんです。
SNSに載せていないから失敗しているわけではなく、単純にSNSで反応が取れるかどうかの観点だけで載せる載せないを決めています。逆に「いいね」がたくさんついてバズっていても、私の中では左右差が少し出てしまっていて「もう少しうまくやれたのかもな」と思うこともあります。100%完璧にするのはやはり難しいですね。
――印象に残っているエピソードはありますか?
施術を受けた方が色々な人を紹介してくれるのが本当に嬉しいです。満足度が高いからだと思いますが、「周りの友人が3人くらいここで受けてたから来ました」というお客様もいらっしゃいました。
――これが得意という分野はありますか?
やっぱりたれ目形成に関しては、症例数も多くやっていると思いますし自信があります。
私は、モニターであろうがなかろうが「全員が歩く広告塔だ」と思ってオペをしています。SNSを見て来てくれる人もいますが、紹介の方が絶対に本気度が高いんです。これからはSNSの画像加工やAIなどの影響で、画像の信用性が下がってくると思うので、より「紹介」が重要になってくる気がします。

目元の悩みを抱える方へ——「話を聞きに来るだけでも、ぜひ」
――少しパーソナルな部分もお伺いしたいのですが、オフの日は何をされていますか?
オフは犬の散歩をして、ずっとスマホかパソコンを見て、業者からの連絡を返しています(笑)。開業の忙しさで飲みに行ったりする時間も全然ありませんでした。趣味とかも全くないですね。オペをしている間に業者から60件くらい連絡が来ているので、オペをしていない時間はそれを返すしかやることがないんです。
――最後に、どのクリニックに行こうか悩んでいる方へメッセージをお願いします。
目元で悩んでいたら、一回「アナザークリニック」を選択肢に入れてほしいですね。私たちには、目元に関して提供できる施術がほぼほぼ全部あります。
メニューが少ないと提案できる選択肢が狭まって、無理にやらなくて良い施術を勧めることになりかねません。うちならそういったことはしなくて済むので、話を聞きに来るだけでも、ぜひ一度来て欲しいです。
※本記事に掲載されている施術(タレ目形成・二重形成・目頭切開・目尻切開など)はすべて自由診療であり、公的医療保険の適用外です。施術の効果・経過・持続期間には個人差があります。主なリスク・副作用として、内出血・腫れ・痛み・赤み・傷跡・感染・左右差などの可能性があります。施術を検討される方は、医師の診察・カウンセリングを受けたうえでご判断ください。
※本記事の内容はドクター個人の見解・経験に基づくものであり、効果を保証するものではありません。
